2009年03月19日

点訳ボランティア交流会

3月15日、名古屋点訳ネットワーク主催の「点訳ボランティア交流会」に参加しました。
七グループの活動発表の後、活発な意見交換をしました。
18回の講座を終了しないと点訳サークルに入会できないという高いハードルがあるにも関わらず、ボランティアが減らないというサークルがある反面、ボランティアが高齢化しているので、自動点訳ソフトをフル活用することで視覚障害者に情報を届け続けることができているというサークルもありました。スピーディーに新聞記事を届けるというのも大切なことだと思います。しかし、私は、人名や地名を間違えて覚えるといけないので、とくに児童書の校正には充分注意してほしいと発言しました。
脱字、脱文を防ぐために、点字エディタの音声読み上げ機能を活用しているサークルもありました。音声合成の技術は、視覚障害者のためだけに研究されたのではなく、新聞社でも校閲に音声合成を使用しています。そのノウハウが視覚障害者用のパソコン画面読み上げソフトに発展してきたのかもしれません。
みんなが楽譜も漢点字も、統合教育用の教科書も並行して点訳することで、サークルとしてのレベルを維持できているという事例に、なるほどと思いました。
点字を読む視覚障害者は減少していると言われていますが、教科書点訳の依頼は着実に増えているようです。
小学校での福祉実践教室で点字を学んだことを大人になって思い出してくれて、点訳ボランティアとして活躍して下さる方が増えるといいなあと思います。子供のころから点字に親しんでもらうためのノウハウについての話題もありました。点字を書いてもらうよりも、街中の点字表示や缶ビールなどの点字表示を紹介するほうが有効ではという話もあり、私も講師を頼まれたときに考えてみようと思いました。
今回参加があった14団体の中で、視覚障害者が触読校正に関わっているのは二サークルだけでした。熱心なボランティアの方々の活動に報いるためにも、視覚障害者自身ももっと感想のお便りをするなり、校正を手伝うなりしてほしいなあと思いました。
posted by 平瀬 徹 at 19:03| Comment(1) | 福祉・ボランティア
この記事へのコメント
いつもながら名古屋は活発な活動が続いていてうらやましいです。
こちらはなかなか人数が増えなくてまさに高齢化の道を進んでいます(笑)
講習会にビールなどに書いてある点字を見てもらって、ほかに点字が書かれたものがないか探してもらってます。案外あるんですよね。講習生も興味新進で楽しんでいるようです。
Posted by はなてんちゃん at 2009年03月19日 22:42
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]